最適化に勝率を表示する方法
最適化に勝率を表示する方法
EA開発に最適化によるセッティングは非常に重要です。
しかし、最適化で表示される項目は、
「損益」「総取引数」「プロフィットファクタ」「期待利得」「ドローダウン$」「ドローダウン%」と6項目しかありません。
今回はOnTester()を使用して勝率を表示する方法を紹介します。
double OnTester()関数は戻り値を最適化結果の「ドローダウン%」と「パラメーターの入力」の間に表示します。
OnTester() はバックテストや最適化のパス終了後に動作します。
このタイミングにTesterStatistics()関数が取得できるようになりますので今回はこの関数で勝率を計算します。
勝率は 勝ち取引数÷総取引数×100で計算されます。
勝ち取引数 TesterStatistics(STAT_PROFIT_TRADES)
総取引数 TesterStatistics(STAT_TRADES)
挿入するコードは以下のようになります。
double OnTester()
{
return(TesterStatistics(STAT_PROFIT_TRADES)/TesterStatistics(STAT_TRADES)*100);
}
「OnTester結果」に勝率が表示されます。
株式会社トリロジー
AMSER株式会社
林 貴晴
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